飯綱高原の山小屋Ⅰ( 長野市飯綱高原)



主な特徴

飯綱高原は長野市街から車で30分ほどの距離にあり、その静かな別荘地の中に山小屋が計画されました。

クライアントから提示されたコンセプト・要望は

  • ①「トーベ・ヤンソンの島の小屋」  孤高を楽しむ場所
  • ②内から見て・・・自然と対峙する最低限の空間であること
  • ③外から見て・・・自然に包まれた懐かしい人の匂いのする場所であること
  • ④小さいこと(包まれる感じ)
  • ⑤質素で人為的なものが極力少ないこと
  • ⑥自然の中で少しずつ風化していくこと
  • ⑦人間共通の懐かしさを持っていること・・・・・・・・・・・・・・・・・「別荘」ではなく「山小屋」でありたい!

シンプルな切妻屋根に守られた45㎡(13.62坪)の小さな小屋。外壁は米杉板縦張り。屋根に覆われたデッキ。森の中にそっと置かれ、森に溶け込むような山小屋。「目立つ必要はなく、その人の生き方がさりげなく表われる」そんな建築をつくりたい。これから設計するうえで、常に振り返る、「原点」のような小屋になりました。内部はワンルームで必要以上の設備を持たないシンプルな構成。薪ストーブの火と白熱灯の照明によって暖かい空間が生まれました。自然の中で暮らす自然と共に生きるそんな当たり前の気持ち良さがここにあります。

 

所在地:長野県長野市飯綱高原

用途:山小屋(別荘)

竣工:2004年10月

構造:木造平屋建て

延床面積:45㎡(13.62坪)

設計監理:news設計室 担当:丸山和男
施工:(株)美登利屋工務店(長野市)
 

備考:薪ストーブ(デンマークアンデルセン社:ベーシック3CB)