今日は大町の家Ⅱの引き渡しと取扱い説明を行いました。
縁があり土地探しから始まり、今日を迎えることが出来ました。
クライアントのOさん夫妻と工務店さんには大変お世話になり、本当にありがとうございました。
平成に引き渡しこれから始まる令和のGWに引越しをされます。
「猫と暮らす小さな家」ということで、猫玄関、キャットウォーク、キャットステップを設えましたが、
猫が使ってくれるのが楽しみです。
計画中の「島内の家Ⅱ」は土間をキーワードに計画しています。
床の仕上げを変えるだけで内部と外部をスムーズにつなぎ、様々な利用が考えられます。
今まで設計した住宅の中で、「山形の家」「明野の家」には広い土間を設けました。
「山形の家」ではテラスと連続した土間で薪ストーブが置かれ薪の搬入がスムーズに行えます。
冬季は石貼りの土間下温水を流し熱容量の大きい床暖房としています。
冬季は太陽の熱も取り込み蓄熱して夜間放熱します。
「明野の家」は屋外での仕事が多いため作業靴を履いたままお茶を飲んだり、薪ストーブや火鉢を囲んだりと、靴を履いたまま利用できる第二の居間のような扱いで、土間に面してキッチンカウンター、手洗い、トイレも設け、土間での営みをアシストします。土間に面して小上がりの畳のスペースは、靴を履いたまま腰掛けたり出来ます。
島内の家Ⅱの土間がどんな形になるのか楽しみです。
大町の家Ⅱ完成見学会にお越しいただき、ありがとうございました。
小さいながらも無駄を省いた「猫と暮らす小さな家」の合理的なプランは、来ていただいた皆さんに好評でした。
二匹の猫の動きや居心地の良さを想像しながらの設計は楽しいものでした。
実際どのように使ってくれるのか、不安もありますが楽しみです。
大町の家Ⅱ完成見学会のお知らせ
4月20日(土)10:00~17:00
4月21日(日)10:00~17:00
26坪弱の無駄を省いたコンパクトな住まいです。
広さにこだわったLDKは22帖です。
クライアントのご好意で、完成見学会を開催します。
住宅、別荘等の建築をお考えで、news設計室の建築に興味がある方が対象です。
見学ご希望の方は住所・氏名・連絡先・希望時間帯を明記の上、メールにてご連絡下さい。
案内図等、詳細を送付します。
器具付け、クリーニングが終わり、完了検査。
特に指摘事項もなく無事終了。
今日の大町はいい天気で春が来たという感じでした。
外壁の板は信州産唐松。
塗装はクライアントのOさん夫妻が頑張りました。
計画中の島内の家Ⅱとこれから計画する梓川の家Ⅲの敷地調査へ。
島内の家Ⅱの敷地から学校の満開の桜が望めます。
広い敷地を無駄なくどう活用するのか、敷地全体のゾーニングが大切な計画です。
梓川の家Ⅲは母屋と隣接するため、プライバシーは守りながら、付かず離れずの関係を築く事と、道路から下がった土地の特性を生かした計画ができればと考えています。
今日は天候も良く、遠くまで見通す言葉が出来ました。