JIA長野県クラブ主催、「香山壽夫先生と語る会」に行って来ました。
2013年から始まり、今回で5回目になります。
毎年楽しみにしていて、皆勤賞です(笑)
午前中は香山山荘の草刈のお手伝いをして、
お昼頃からBBQを楽しみ、その後山荘内を見学したり、香山先生のお話を聞きます。
山荘は何回来ても新しい発見があり、香山先生からは建築にまつわるいろいろなお話が聞ける貴重な機会です。
香山先生から、ひとりひとりサインをした新刊の本をいただきました。
参加人数分を用意してくれる心遣いが凄いなと思います。
島立の家Ⅱのクライアントのお父さん(農業の師匠)から大量にスナップエンドウをいただきました。
ここ二三日、毎食いただいています。
スナップエンドウは栽培が上手くいかず、今年も苗代分も収穫できませんでした。
来年は師匠に教えて貰って豊作を目指します!
恵みの雨!
野菜や庭木もほっと一息!
昨日緑肥の種を蒔きました。
天気予報を見ながら種を蒔いたり、苗を植えたり
先を見ながら段取りをする事が大切になります。
今日は静かで、落ち着いて図面が捗りました。
野菜も順調に育っていますが、土が固くなったり、病気が出てきたりで土壌改良が必要のようです。
今回時期的には厳しいようですが、緑肥をする事にしました。
昔、蓮華を蒔いて耕して肥料にするのと同じです。
松本市の「つる新種苗」さんに伺い相談をして、
「ネコブキラー」と「ラッキーソルゴー」を蒔くことに。
時間は掛かりますが少しずつですね。
岐阜県大垣市のご自宅に伺い、展開図を中心に打合せ。
今日は母屋のユーティリティスペースのリフォームの打合せと、実測も行いました。
大垣名物「水まんじゅう」、昼食をいただきながらみっちり打合せができました。
お昼にいただいた「新じゃがを使ったスープ」は絶品で、新じゃがが採れたら試してみようと思います。
「水まんじゅう」が美味しかったので、大垣城近くの「餅惣」さんに寄り、
名物「水まん氷」をいただき、おみやげも買ってきました。
現場監理が始まったら大垣を探求したいと思います。
築17年の今井の家(松本市)に、畑や庭の雑草対策の相談で伺いました。
依頼主のクライアントが亡くなられ、現在は首都圏在住の親族の方が管理されています。
建物を気に入っていただいていて、手放すつもりはないのですが、
隣地の民家と、共有持分であった土蔵が壊されたのを機会に、
広い畑と空き地の雑草の管理手間軽減で相談を受けました。
アプローチと犬走りをコンクリートで処理し、その他の部分は防草シートを敷く方向で
業者さんに見積りをお願いすることになりました。
県内でも空き家が増え、こういった維持管理の問題が増えています。
今井の家は間口2間、奥行9間の細長い住宅。
市街化調整区域で宅地が細長く、周囲の土地はクライアント名義ですが、
軒の出もこれで精一杯でプランニングと配置に苦労した住宅です。
室内は真壁で、17年の経年変化があまり感じられません。
「長岡の家Ⅰ」クライアント、Oさんの事務所応接室リノベーション追加工事が終わり、写真が届きました。
当初は土足で考えていましたが、完成してみると靴は脱いだほうがいいと言うことで式台を設置。
通路の邪魔にならないよう半円です。
先日土間に直接原寸で書いて決めました(笑)
知るのが遅すぎると言う感がありますが、オーストラリアの建築家「グレン・マーカット」
オーストラリアを中心にスタッフを雇わず、一人で図面を書き、現場監理をしている建築家。
その土地の自然の力を利用しながら環境に溶け込んだ建築を作り続け、2002年プリッカー賞を受賞。
全てを把握しながら、自分でやれる範囲で仕事をする姿勢は理想的だ。
何時でも行けると、近くを通りながら見に行けてなかった「旧中込学校」
軽井沢で行われた、鎌田建築設計室さんのオープンハウスの帰りに寄りました。
明治8年(1875年)竣工した日本最古の擬洋風建築物で国の重要文化財に指定されています。
教育県と言われた長野県の初めての本格的学校建築です。
140年を越えて生き続ける建築と比べ、現代建築にその力があるのか・・・考えてしまいます。
JIA長野県クラブ地域材フィールドワークに参加。
南佐久中部森林組合と、床・外壁の板を使わせてもらっている小林木材㈱の案内で、
北相木村の山林や南相木村の建築中の住宅などを見学しました。
12齢級(60年)の成熟した唐松が皆伐の時期を迎え、
良質な唐松の利用促進と、皆伐後の再造林についての課題についてお話を聞いた後、
実際の山の状況と伐採現場、唐松を構造材・板材に使用した建築中の住宅を見学しました。
住宅に使用されていた唐松は節も少なくきれいな材でした。
今後の設計に生かして行きたいと思います。
「長岡の家Ⅰ」クライアントのOさんの事務所応接室リノベーション。
フレームさんにお願いしていたソファーが出来たのでお届けしました。
棟梁が作ってくれたベースにピッタリ納まりました。
ビフォー・アフターの写真です。
賃貸の8帖の倉庫を応接室に変えました。
既存部分に手を加えないことが条件で、入口のアルミの障子と富士型の蛍光灯を取り外して保管したぐらいです。
換気扇と電気設備部分は物入にして、腰高窓に位置が高すぎたのでカウンターを設け落ち着きを与えました。
開口部は引き分けの吉村障子にしたかったのですが、換気扇等とエアコンが有って断念。
今回は引き分けのプリーツスクリーンにしました。
柔らかな光が入り、居心地が良くてゆっくり話が出来そうです。
Oさんは8帖の設計で頼んでいいものかと悩んだそうですが、
「頼んで良かった」と言っていただけて本当に嬉しかったのです。
後はスタンドライトの選定とセンターテーブルのデザイン・製作です。
(写真のセンターテーブルはフレームさんから借りたもの)