JIA長野県クラブ主催、「香山壽夫先生と語る会」に行って来ました。
2013年から始まり、今回で5回目になります。
毎年楽しみにしていて、皆勤賞です(笑)
午前中は香山山荘の草刈のお手伝いをして、
お昼頃からBBQを楽しみ、その後山荘内を見学したり、香山先生のお話を聞きます。
山荘は何回来ても新しい発見があり、香山先生からは建築にまつわるいろいろなお話が聞ける貴重な機会です。
香山先生から、ひとりひとりサインをした新刊の本をいただきました。
参加人数分を用意してくれる心遣いが凄いなと思います。
築17年の今井の家(松本市)に、畑や庭の雑草対策の相談で伺いました。
依頼主のクライアントが亡くなられ、現在は首都圏在住の親族の方が管理されています。
建物を気に入っていただいていて、手放すつもりはないのですが、
隣地の民家と、共有持分であった土蔵が壊されたのを機会に、
広い畑と空き地の雑草の管理手間軽減で相談を受けました。
アプローチと犬走りをコンクリートで処理し、その他の部分は防草シートを敷く方向で
業者さんに見積りをお願いすることになりました。
県内でも空き家が増え、こういった維持管理の問題が増えています。
今井の家は間口2間、奥行9間の細長い住宅。
市街化調整区域で宅地が細長く、周囲の土地はクライアント名義ですが、
軒の出もこれで精一杯でプランニングと配置に苦労した住宅です。
室内は真壁で、17年の経年変化があまり感じられません。
「長岡の家Ⅰ」クライアント、Oさんの事務所応接室リノベーション追加工事が終わり、写真が届きました。
当初は土足で考えていましたが、完成してみると靴は脱いだほうがいいと言うことで式台を設置。
通路の邪魔にならないよう半円です。
先日土間に直接原寸で書いて決めました(笑)
「長岡の家Ⅰ」クライアントのOさんの事務所応接室リノベーション。
フレームさんにお願いしていたソファーが出来たのでお届けしました。
棟梁が作ってくれたベースにピッタリ納まりました。
ビフォー・アフターの写真です。
賃貸の8帖の倉庫を応接室に変えました。
既存部分に手を加えないことが条件で、入口のアルミの障子と富士型の蛍光灯を取り外して保管したぐらいです。
換気扇と電気設備部分は物入にして、腰高窓に位置が高すぎたのでカウンターを設け落ち着きを与えました。
開口部は引き分けの吉村障子にしたかったのですが、換気扇等とエアコンが有って断念。
今回は引き分けのプリーツスクリーンにしました。
柔らかな光が入り、居心地が良くてゆっくり話が出来そうです。
Oさんは8帖の設計で頼んでいいものかと悩んだそうですが、
「頼んで良かった」と言っていただけて本当に嬉しかったのです。
後はスタンドライトの選定とセンターテーブルのデザイン・製作です。
(写真のセンターテーブルはフレームさんから借りたもの)